家探しで苦労しない!マイホームの計画をスムーズに立てるためのコツ

結婚して子どもが生まれ、いま住んでいる家が手狭に感じるようになってくると、「そろそろマイホームを購入してもいいのではないか?」と考えるのではないでしょうか。 とはいえ、家を購入するのには多大な資金と膨大な時間に、さまざまな手続きなど、大きな負担がかかるのも事実です。 しかしマイホームの購入は、事前にしっかり計画を立てればスムーズに購入を進めることができます。 今回はマイホーム購入の計画手順と、計画を立てる際に重視すべきポイント、計画に行き詰まってしまったときの対処法を解説します。入念な計画のもと、家族の幸せな生活を叶える理想のマイホームを手に入れましょう。


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マイホームの計画でまず決めるのは「予算」と「希望条件」

最初に、マイホームの計画であらかじめ決めておくことを解説します。

計画の土台になる部分になるため、家族で時間をかけて話し合うようにしましょう。

予算

マイホームの購入には、数千万円単位の資金が必要になります。そこで、まずは現在の年収と貯蓄額を把握し、予算計画を立てることから始めましょう。

マイホームを購入する際に、大半は住宅ローンなどを組んで予算を用意することになります。住宅ローンは数十年かけてコツコツと返済していくことになるため、将来を見据えて計画を立てなければいけません。

ここで気をつけるべきなのが、将来を楽観視しすぎないように考えることが大切です。たとえば、将来的に年収はいまより増えることを見込んだり、子どもの進学先を国公立に絞っておけば教育費が浮いたりするなど、確定していないことを踏まえて予算を立てておくのはあまりおすすめしません。

将来的には転職をして収入が減ることもあるかもしれません。子どもが夢を持ち、専門学校や私立大学への進学を希望する可能性もあります。

このようなあらゆる未来を想定しつつ、予算計画にはある程度の余裕を持たせるようにしましょう。

また、マイホームの購入には、物件の費用はもちろん、不動産会社との間に発生する諸費用、引越し代に新しく購入する家具家電代など、思った以上の費用がかかるものです。購入にあたっては、特に契約から引越し前後でまとまった金額が必要になります。

住宅購入に関わるこれら諸費用について漏れなく把握しつつ、現在の家計状況からどれくらいの費用を家にかけられるかを冷静に確認してみましょう。

希望条件

マイホームを購入するにあたっては、費用面以外にも考慮すべきことがあります。それが住まいに求める条件です。

まずは家族それぞれが「どんな暮らしを送りたいか」をイメージしてみてください。そして、その暮らしを叶えるためにはどのような間取りが必要になるか、考えてみます。

「キッチンは広いほうがいい」「ふたりの子どもにそれぞれ個室を与えたい」など、希望条件に沿ってマイホームの理想形を具体化していきます。

近頃はテレワークといった働き方も注目されており、今後在宅で働くことが予想される場合は、自宅にワークスペースを設けておけば快適な空間で仕事にあたることができるでしょう。

家探しは、具体的な条件が決まっているほどスムーズに進みます。事前に理想的なマイホームの形を思い浮かべておきましょう。

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マイホーム購入の計画をするときに重視すべきポイント

ここでは、マイホームの計画を立てる際に重視すべきポイントをまとめていきます。

マイホームに入居する時期

マイホームの購入を検討し始めたら、まずは入居時期を検討しましょう。入居する時期が決まっていれば、いつ頃までにマイホーム購入のために動き出せばよいのかが分かります。

入居したい時期は「子どもの進学のタイミングに合わせたい」「引越し業者の繁忙期は避けたい」など、希望条件から検討してみてはいかがでしょうか。

入居時期を決めておくと、マイホームの購入費用をあらかじめ貯蓄しやすくなったり、余裕をもって家探しに集中できたりします。

注文住宅を建てたり、土地から購入したりする場合は、実際に住めるまでに長い期間が必要になりますが、建売物件などすでに完成している家であれば短期間で入居できます。

このとき、購入までの工程や、その間に発生するライフイベント(子どもの進学、ボーナスなどの収支状況)を照らし合わせてみてください。家の購入にかかるトータル費用と、家計状況を照らし合わせておくことで、予算計画もスムーズに進めやすくなります。

家を探すまでの検討期間

家を探す期間の目安も、事前に立てておくのがおすすめです。不動産会社で物件情報を見たり、実際にモデルハウスを回ったりするのには、時間も体力もかかってしまいます。長引くと疲れやすくなり、家探しに消極的になってしまう可能性もあります。

効率よく理想の家を探すために必要なのが、マイホームへの希望条件を決めておくことです。ここが曖昧だと、いろいろな家を見て目移りしてしまうことにもつながります。

まずは希望条件をまとめ、それをすべて不動産会社に伝えましょう。そうすることで、条件に合った物件を紹介してもらいやすくなります。

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マイホーム購入の計画が上手くいかないときはどうする?

マイホームの購入には、多額の費用と長い期間がかかります。ふたつ返事で決められるものでもないため、ときには計画の段階で行き詰まってしまうこともあるかもしれません。

ここでは計画が上手くいかないと感じたときの対処法をまとめます。

不動産のプロに相談する

マイホームの購入は、人生において一度きりのライフイベントとなるご家庭が大半でしょう。そんな貴重なライフイベントでありながら、まとまった費用と期間がかかる上に、決めることが非常に多いのも事実です。

長く住むことになるマイホームになるため、家探しは慎重に決めたいものです。さらに資金計画もするとなれば、思うように家探しがスムーズにいかないこともあります。

そんなときはプロにアドバイスを求めるのも手段のひとつです。不動産の専門家なら、数々の実績やノウハウをもとに、お客さまにとっての最適な物件の提案や資金計画のサポートを行うことができます。

専門家に相談すれば、素人では気づきにくいプロの視点からのアドバイスを受けることも可能です。しかし、専門家を自分の力で探すのは少々難しいため、不動産の専門家とのつながりを持っている不動産会社に依頼するのがおすすめです。

信頼できる不動産会社がついていれば、自信を持ってマイホームの購入に踏み出すことができるでしょう。

マイホームの購入を検討しているならハウスマーケット

福岡市周辺でマイホームの購入をご検討なら、不動産会社のハウスマーケットにご相談ください。不動産取引のプロであるハウスエージェントが常駐し、お客さまの理想の住まい探しをお手伝いしております。

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まとめ

理想的なマイホームを購入するためには、事前の計画がとても大切です。しかし、家計の現状把握から将来を見据えた資金計画、家族全員が快適に過ごせる間取りの検討など、決めることが多いため、悩むこともあるでしょう。

もしマイホームの計画で行き詰ってしまったときは不動産のプロに相談するのも手段のひとつです。

思い描くイメージが具体的であるほど、理想のマイホームが購入できる可能性は高まります。幸せな未来を想像しながら、妥協せず計画を立てていきましょう。