【タイニーハウス・スモールハウス】小さくても楽しい家!

家のスタイルはさまざま。広くて大きな家は憧れますが、お掃除など維持管理が大変・・・という側面も。小さい家を「狭い」「不便」と考えるより、まずはメリットを考えてみましょう。小さくても、快適な家はたくさんあります。「タイニーハウス」「スモールハウス」という家のスタイルの紹介です。


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小さくても豊かな暮らし

タイニーハウス
「小さいこと」が魅力になるタイニーハウス。秘密基地のようなワクワク感がありますね

「タイニーハウス」という言葉を知っていますか?

タイニー(tiny)とは「ちっぽけな」「とても小さい」の意味。つまり、タイニーハウスとは小さなサイズの家のこと。

コロナ禍では、コンテナや物置など小さな建物がPCR検査用に使われたりしましたが、「タイニーハウス」では、キッチン、トイレ、シャワーなど生活に必要な最低限の設備が設置されており、小さくても「暮らすこと」が前提となっています。

 

「タイニーハウス」誕生のきっかけは、アメリカで、2008年に起きたリーマンショック。住宅ローンが払えず、家を手放す人が増え、「住宅ローンや家賃の負担を減らし、小さな家でのシンプルなライフスタイルを目指す」という風潮が広がったことにあります。「タイニーハウス」は「スモールハウス」とも呼ばれ、移動タイプのトレーラーハウスも「タイニーハウス」「スモールハウス」のひとつと言えます。

 

小さいので、最小限のものしか置けませんが、暮らしてみると意外に快適。日本でもミニマリストや断捨離という言葉が流行ったように、「必要最低限が自分のライフスタイルに合う」という人も結構多いようです。

 

総務省が発表する「家計調査報告」の、家計に占める住居費の支出割合についてみてみると、住宅ローンや家賃に消費するお金が年々減少傾向にあることがわかります。反対に増えているのは教育費や保健医療費、またスマホの普及により通信費、ネットショッピングによる運送費など。

つまり

毎月の出費の中で大きな割合を占める住宅費を抑えれば

好きなことに使ったり備えたりするお金が増やせる

ということです。

 

「家は小さくても、暮らしは豊かに」が、日本でも静かに浸透している様子が窺えます。

 

ドラえもんは、押入をお気に入りの寝床としていましたが、押入の狭さってなんだか落ち着きますよね。「狭い」や「小さい」をデメリットと捉えず、新しいスタイルとみると、家探しの新しいヒントに出会えるかもしれません!

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まずは断捨離。本当に必要なモノを選んで。シンプルな暮らしを身につける

タイニーハウス
必要なもの、好きなものに囲まれて暮らす。逆に考えると必要ないもの、好みではないものは置かない暮らし方で、小さい家でも、スッキリ快適に暮らせます。

「タイニーハウスで暮らそう!」

と決める前に、まず家の中を見渡してみましょう。ずっと使っていないものが結構あふれていませんか?

・子どもの頃のお気に入りのおもちゃ
・読み終わったけど捨てられない漫画
・いつか着るかもと仕舞い込んでいる衣類

使わない荷物を置くために、家賃を払っているようなもの。

 

本気でタイニーハウスで暮らすなら、最初に始めるのは「断捨離」かもしれません!

スマホ1台で多くのことができる時代です。

洋服は、結婚式やお葬式などたまにしか着る機会のないフォーマルスーツはリースにして、クローゼットに収納する洋服を減らしたり、

本はタブレットで電子書籍を活用したり、

車や自転車は必要な期間だけ利用するカーシェアやシェアサイクルを利用するなど

新しい価値観がどんどん登場してきました。

使っていないモノは処分、新しくモノを購入するときも、本当に必要か、購入以外の方法がないか、検討するのも面白そうです。

 

家探しをきっかけに、生き方を考える。

とてもいいタイミングですね!

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小さな家の探し方。キーワードは1000万円以下のコンパクトハウス

タイニーハウス
タイニーハウスは、暮らしに本当に必要なものを考えるいいきっかけに!

小さな家のメリットは、結構たくさんあります。

・節税

小さい分、低価格で家が手に入るので、毎月のローンの支払い負担が軽くなります。また、居住面積が小さいので、固定資産税が抑えられます。

・光熱費削減

居住空間が小さいタイニーハウスは、少ない光熱費で暮らせます。天井も比較的低く、部屋数が少ないので、エアコンなど冷暖房にかかる電気代も抑えられます。

・貯蓄が増える

暮らしをシンプルにできる分、趣味やお子様の教育、将来に備えた貯蓄などにお金を充てることができるのも、大きなメリット。

 

タイニーハウスは、明確な定義はありませんが、面積20㎡程度のかなり小さな家。これは一人暮らし用のサイズなので、「タイニーハウス」としてファミリー向けの家を探しても、日本では数が少ないのでなかなか見つかりません。

まずは、数が多いファミリータイプの家の中から、「1000万円以下」「ローコスト」などのキーワードで探してみましょう。

 

例えば「WOODBOX」というコンパクトハウスでは、税込み990万円から商品が用意されています。面積は70㎡程度で、タイニーハウスよりは大きいですが、ファミリー向けとしてはコンパクト。とはいえ、そのコンパクトなスペースに最新の設備、断熱性能が装備されており、将来賃貸として出すときもサポートしてもらえるなど、購入後もライフスタイルの変化にも柔軟に対応できる仕組みが整えられています。

 

例えば、

福岡県大野城市や春日市・太宰府市・筑紫野市など子育てファミリーに人気のあるエリアでは、希望する土地がなかなか手に入らないことも。

せっかく見つかっても、予算オーバー、面積が狭い・・・。

そんなときに、「WOODBOX」などのローコストのコンパクトハウスと組み合わせれば、予算内で快適な住まいを手に入れることができます。

 

そう考えると

タイニーハウスやコンパクトハウスには、意外なメリットがたくさんありそうです。

家計で大きな割合になる住宅費を抑えて、豊かな暮らしを!早速、踏み出してみましょう。

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まとめ

タイニーハウス
鳥になった気分で高い位置から見下ろすツリーハウスも、タイニーハウスのひとつと言えそうです。

小さくても豊かに暮らせる「タイニーハウス」。憧れの暮らし方、生き方を考える意味でもぜひ検討してみましょう。常に最新の不動産情報を豊富に揃えるハウスマーケットは、福岡で「WOODBOX」を扱うことができる会社です。専属のエージェントがご家族の暮らしに寄り添ったご提案を行いますので、お気軽にご相談ください。