【ガーデニング】庭のある暮らし。家庭菜園で野菜作りにチェレンジ!

一戸建ての楽しみの一つ「庭のある暮らし」。多くのご家族が、「庭がほしい」と家探しを始めます。家と同じでどんな庭にするかで、楽しみ方はぐっと変わります。家庭菜園やイングリッシュガーデン、日本庭園など、好みを活かせる庭づくり。家探しでは庭についても考えてみましょう。


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お庭で家庭菜園、ハーブやお花を育てて暮らしに潤いをプラス

お庭のある暮らし
暮らしに潤いを届けてくれる庭。お子様の遊び場、ガーデニングなど、庭があればいろんな楽しみ方ができます!

一戸建ての魅力は、庭が持てること!

ガーデニング、家庭菜園、アウトドアリビング、子どもの遊び場など楽しみがたくさん。忙しくてなかなか外に遊びに行けないときも、庭があれば短時間でもリフレッシュできちゃいそうですね。
住まいにプラスαの楽しみを添えてくれるお庭。
今回はガーデニングの楽しみ方を解説します。

・家選びの際は、外構も一緒にプランニング

庭付一戸建ての場合、お庭の状況を確認してみましょう。石積みや芝生がアレンジされたお庭であれば、すぐに楽しむことができます。
逆にまだ外構が完成していなければ、ホームセンターで材料を購入して自分で施工するか、外構屋さんに依頼して施工してもらうことになります。

外構費用は、自分で行えばかなり抑えられますが、プロに依頼する場合は建物建設費用の10%ぐらいが目安と言われています。例えば建物価格が2000万円なら、外構費は200万円ほど。意外に大きな金額に感じますが、大きな石や植栽を運んだり、土を入れたりする作業は重機やトラックが必要です。

・まずはホームセンターで材料調達

自分で頑張って行う場合は、どんな庭にしたいか、イメージしてみましょう。ある程度イメージできたら、ホームセンターで価格チェック!ホームセンターでは軽トラックの無料貸し出しを行っているところも多いので、レンガや植栽、土、芝生などを運ぶ際は活用しましょう。
自分の車を汚さずに運べて便利です。但し往復1時間以内が条件のところが多いので、荷物下ろしはスピーディに。ギックリ腰には要注意です。

憧れの「庭」ですが、管理はそれなりに労力を要します。
水まきから雑草抜き、害虫駆除、枝の剪定、落ち葉掃除、家族で楽しみながら取り組みましょう。但し虫が苦手、夏の日焼けが気になる人には結構ストレスになることも。
ちょっと不安だったら
まずは欲張らず、エリアを限った「スモールガーデン」から。プチトマト、ワケギやシソなどよく使う野菜やハーブから始めるのがオススメです。
また、鉢やプランターに植物を植えて育てる「コンテナガーデン」なら、管理が簡単。玄関先やベランダ、テラス、屋上、または室内で観葉植物を育てるのもコンテナガーデンで。大きな鉢に数種組み合わせて寄せ植えをすることもできます。

夏はリビングの前で朝顔やゴーヤなどを育てて、日差しを遮るグリーンカーテンにチャレンジするのも楽しそうです!

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住居とはひと味変えた空間設計も

家の中とはひと味違う空間
カフェ感覚でおもてなしスペースに。ここなら家の中が片付いていないときも、気兼ねなく過ごせます

世界の七不思議の1つとして知られる「バビロンの空中庭園」。
ネブカドネザル2世がこの庭園を建造したのは、妻アミュティスが故郷ペルシャの山々を恋しがったためと言われています。奥様のために庭に異国の自然を再現するなんて素敵ですよね。
このように庭も住居と同じで、好きなスタイルを取り入れて、自分だけの空間をつくることができます。

① 庭で人気のスタイルといえばイングリッシュガーデン!

特徴は、建物の塀や小道に沿って少しずつ高くなるように植物を配置するボーダーガーデン。庭に広がりや奥行きをもたせ、自然な雰囲気が漂います。バラなど鮮やかな色彩の花を植えて、アクセントに。木製のベンチやテーブル設置すれば、素朴な雰囲気をつくることができます。

② 海外でもファン多し!庭石や草木を配した日本庭園

海や川を池で表現したり、苔を成育させた築山で山の風景を表現したり、日本庭園には自然風景を再現した「見立て」という演出が施されます。石と木と砂のみを使用する「枯山水」は砂は海を表し、「砂紋」という文様を施すことで荒波やさざ波など海の表情が表現されています。自然を再現した世界観は海外でも人気が高く、「日本庭園」専門誌が海外にも数多く存在するほどです。
福岡でも太宰府天満宮や大濠公園で日本庭園を目にすることができます。庭づくりの参考にぜひ訪れてみましょう。

③ ありのままを楽しむ北欧ガーデンスタイル

北欧ガーデンは、イングリッシュガーデンの影響を受けつつ、さらにナチュラルな雰囲気を活かした庭づくりです。整えたりせず、ありのままの美しさを残すことで、まるで森や林の中に住んでいるような心地よさ。レンガや枕木、木製フェンスなど、風合いを楽しむ素材を使うことで、ほっと肩の力がぬける感覚を味わえます。ローズマリーなどのハーブを植えたり、可愛い小物でアレンジすれば、より北欧らしさを演出できます。

庭を、住まいの延長として考えれば、楽しみがどんどん広がります。お客様が来たときも、部屋が片付いていないときは、お庭をおもてなしの場所に!オープンカフェ感覚で、お客様も気兼ねなく過ごすことができそうです。
忙しくてお庭の手入れが間に合っていないときは、「植物のありのままを活かした北欧ガーデンを目指しているところ」と言っておきましょう。

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市民農園で本格的な野菜作りも

自分らしい暮らし方を
野菜やお花を育てたり、庭づくりの楽しみ方はそれぞれ。土に触れる暮らしは、なんだか気持ちがほぐれます

広々とした庭は理想的ですが、土地面積が手狭で庭にあまり面積が取れない場合は、住まいと庭を別の場所に設けるという方法はいかがでしょう?
住宅地として人気の大野城市や春日市、太宰府市、筑紫野市などでは、「市民農園」が各地に用意されています。場所によりますが、年間5000円程度で利用可能。休みを利用して、家族で本格的な野菜作りを楽しめます。

また、もっと自由に楽しみたい!という場合は格安な土地を購入するという手も。古い空き家がついている土地なら、農作業道具を保管する倉庫として利用できるかもしれません。

ドイツでは「クラインガルテン」という農地の賃借制度があります。日本語に訳すると「小さな庭」。日本の市民農園と違って、野菜・花・果物を育てるだけでなく、芝生を敷き休憩用の小さな小屋を建てたり、子どもの遊具を置いたり、小さな池を作ることもできるなど自由度がとても高い場所です。
産業革命時代のドイツでは、工場労働者の健康被害が深刻化。そこで労働者の健康回復を目的に、労働者や家族のために、郊外に遊び場を備えた畑付きの庭を作ることで、今あるクラインガルテンのスタイルを確立したそうです。
ドイツではマンション住まいの方も、この「クラインガルテン」で野菜作りを楽しんでいるそう。天気の良い日はここでランチを楽しんだり、のんびりお昼寝したり、豊かな時間を過ごしています。

とってもうらやましい話ですね。暮らし方が多様化してきた現代では、自分らしい暮らし方を追求するチャンスです。広い庭付一戸建て、マンション+ガーデニング用の空き地の購入、屋上ガーデニングなど、いろんな可能性を探ってみましょう。

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まとめ

植物のある暮らし
植物のある暮らしは、暮らしに潤いと癒しをもたらしてくれます

家探しでは、そこでどんな暮らしをしたいのかが大きなポイント。庭の考え方もさまざまです。住宅地として人気の福岡南部エリアでは、家族の暮らしに合わせてさまざまな住まいや土地が分譲されています。ハウスマーケットは福岡南部の情報量がエリアナンバーワン!お客様が希望する暮らし方に合わせて、さまざまなご提案をしています。ガーデニング、家庭菜園、子どもの遊び場、いろんな要望を伝えて、希望の家探しをしてみましょう!