【将来設計は家探しの際に】 積み立て、保険の加入も一緒に計画 結構大事、ファイナンシャルプランニング

家の購入時は、生命保険、学資保険、個人年金保険などさまざまな保険を見直すチャンスです。住宅購入という人生の大きなイベント時にこそ、しっかり考えてみましょう。意外に家計の節約につながることも!無視できない保険の話のあれこれをまとめました。


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家の購入と生命保険の密接な関係

家と保険は結構関係あり!
住宅購入はは大きなお金が動くイベント。長く暮らす場所だからこそ、保険は結構大事です。

家の購入では、普段とは桁の違う金額を目にすることになります。3000万円、4000万円なんて、実際は想像もつかない大きなお金ですよね。
ちなみに1万円札は1枚1グラムだそうなので
3000万円は3000グラム、3キロです。
ダイエットの目標にできそうくらい、結構どっしり(脂肪1グラムを1万円で買ってもらえたらもっと嬉しいですけどね・・・)。

人生で一番大きな買い物と言われるだけあります。

そんな、重要な人生の節目、実は生命保険の見直しもこのタイミングがオススメなんです。

生命保険は、自分が死んだ後のためのお金への備え。
住宅の購入時に多くの人が利用する住宅ローンには、ほとんどの場合、生命保険の加入が条件になっています。
つまり、施主(ローンの契約者)が死亡後もローンの残りを払えるように、保険に加入しなければいけないのです。これは「団体信用生命保険」と呼ばれ、住宅ローンに適用されます。
最大のメリットは、施主が万一死亡し、ローンの返済ができなくなった場合、住宅ローン残金は保険金によって精算され、家族はその家に住み続けることができることです。

「殺しても死なないぐらいの健康が自慢!」な人も、「健康のためなら死ねる!」という健康マニアの人も、家の購入を検討するときは、保険の見直しがオススメです。

すでに生命保険に加入している場合は、月々の保険料を抑えることができるかもしれません。

お小遣いも増えるかも?!
面倒くさがらずに、一度チェックしてみましょう。

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生命保険の歴史は、ハレー彗星とちょっと関係あり?

ハレー彗星
ハレー彗星と保険には実は意外な関係が・・・

歴史を遡ると、生命保険誕生のきっかけは「仲間同士の助け合い」だったようです。万一に備えて、みんなでお金を集めておき、仲間が病気などで働けなくなったときの資金援助、死亡した場合の家族への生活援助として活用されてきた仕組みが、生命保険の始まりです。さらにこの仕組みを人間の死亡率にあてはめて、年齢に応じた掛け金を計算したのが、現代の生命保険の原型になりました。

一般的な生命保険は、加入時の年齢や性別によって保険料が変わります。
この生命保険料率は、「標準生命表」に基づいて計算されています。
「標準生命表」は男女別・年齢別の死亡率や平均余命をまとめたもの。国勢調査や人口動態統計、生命保険会社のデータなどによって定期的に改訂されますが、最近では2018年に11年ぶりに改定。11年前より死亡率が下がっていました。

その結果、何が起きたかというと・・・

死亡する人が減る(みんな元気で長生き!)

保険会社が死亡保険金を支払う額が減る(保険会社の経営が安定!)

生命保険料の値下げを検討する保険会社が増加(保険に入りやすくなる!)

「健康」っていろんなところに影響するんですね

「標準生命表」は「生命表」の一種です。
最初に『生命表』を作成したのは、ハレー彗星で有名な天文学者エドモンド・ハレー。
『生命表』の発表によって、合理的に保険料を計算した「生命保険」が作られました。
ちなみにハレー彗星が次回地球に接近するのは、2061年夏。これから住宅ローンを組む方は、払い終えてほっと一息といった頃でしょうか?

このように一般的な生命保険の場合は、保険契約者の年齢や性別によって保険料が異なりますが、住宅ローン借入時に加入する団体信用生命は、年齢や性別による差はありません。保険料は借入金額や保障内容次第で変わるということになります。場合によっては他の生命保険より有利な場合がありますので、しっかり比較してみましょう。
また、「フラット35」のように団体信用生命保険への加入義務がない住宅ローンもあります。健康問題に不安を抱えている人、すでに納得のいく生命保険に入っている人は、こちらの検討もいいかもしれません。

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生命保険、積立保険はプロに相談がオススメ

お金は大事
お金のこと、後回しにせずにプロにしっかり相談しましょう!

生命保険の他にも、学資保険や個人年金保険など、人生の節目である住宅購入時に見直す価値のある保険はあります。

子どもの将来や夫婦のこれからなど、毎日一緒にいるのに意外と話せていないもの。
「子どもには、自分の好きなことを頑張ってほしい!」
素敵なことです。

でも、この機会に一歩踏み込んで、具体的にどんなことを学びたいのか、そのためにはどんな学校に行くべきか、ゆっくり話してみましょう。私立校や県外の学校に行くならある程度の資金は必要です。

また、通学しやすい住環境、勉強しやすい住空間など住まいに関係する話もたくさん出てきます。

福岡郊外の大野城市や春日市が子育てファミリーに人気なのは、この辺の条件がとてもいいからです。

また、夫婦のことも。子育てが終わったら、「家で料理教室を開きたい」、「老後は都心のマンションで優雅に暮らしたい」、などなど胸に秘めている想いを口にするのも大切です。

他にも、災害に備えた火災保険、保険ではありませんが15年、30年後の住宅補修用の積立貯蓄などもお忘れなく!

「保険金詐欺」「保険金殺人」など、保険はちょっと怖いイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが
家と保険はいろんな場面で家族の暮らしをサポートしてくれます。
信頼できるパートナーに、ゆっくり相談してみましょう。

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まとめ

家と保険
家と保険についてしっかり話せるプロに相談を!

家と生命保険はとても密接な関係があります。家の購入など、大きなお金が動くときこそ慎重に。後回しにしていた保険のことも一緒に整理してみましょう。ハウスマーケットでは、福岡南エリアの不動産情報に強いエージェントが多数在籍。長いスパンで考えた資金計画、保険の組み合わせなど、家のことを何でも頼れるパートナーとしてご家族をサポートします。お気軽にご相談ください。