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子供と家族を守る!家の地震対策・今すぐ自分でできる基本から構造の確認まで

地震のニュースを見聞きするたびに、「自宅の地震対策は十分だろうか」「家族が家にいるときに大きな地震が起きたらどうしよう」と、不安を感じる方は少なくありません。特に小さなお子様がいるご家庭では、家具の転倒やガラスの飛散、避難経路の確保など、住まいの中で確認しておきたいポイントが数多くあります。

地震対策というと、大がかりな耐震工事を思い浮かべるかもしれません。しかし、家具の配置を見直す、転倒防止器具を取り付ける、非常食や携帯トイレを備えるなど、今日から自分で始められる対策もあります。

この記事では、室内の安全対策、住宅の耐震性能を確認する方法、在宅避難を見据えた備蓄、地震発生時の行動、家族で決めておきたい避難ルールまで分かりやすく解説します。できることから一つずつ取り組み、家族の安全と安心につなげていきましょう。

なぜ今、自宅の地震対策が必要なのか?

地震対策を始める前に、まずは何を守るための対策なのかを整理しておきましょう。地震対策の目的は、建物の倒壊を防ぐことだけではありません。家具の転倒やガラスの飛散によるけがを防ぎ、避難経路を確保し、地震後の生活を維持できるようにすることも重要です。

住まいの地震対策は、「地震が起きた瞬間」と「地震が起きた後」の両方を想定して進める必要があります。

家族の命と日々の安心を守るため

地震への不安を完全になくすことは難しくても、具体的な備えを進めることで、被害の軽減や落ち着いた行動につなげられます。「何から始めればよいか分からない」という場合は、寝室の家具配置や避難経路など、命に関わる場所から優先的に見直しましょう。

地震対策の目的 具体的な内容
命と身体を守る 家具の転倒・落下やガラスの飛散によるけがを防ぎます。
避難経路を確保する 玄関や廊下、ドアの周辺を整理し、屋外へ移動できる状態を保ちます。
地震後の生活に備える 水・食料・携帯トイレなどを備え、停電や断水に備えます。
落ち着いて行動する 家族で避難場所や連絡方法を決め、災害時の混乱を減らします。

❓優先順位の考え方:最初に寝室や子ども部屋の家具配置を見直し、次に玄関・廊下などの避難経路、キッチンやリビングの大型家具・家電を確認すると、命に関わる危険から効率的に対策できます。

まずはここから!今すぐ自分でできる室内の地震対策

専門的な工事を行わなくても、家具の配置や固定方法を見直すことで室内の安全性を高められます。特に大きな地震では、家具や家電が転倒・落下・移動し、けがや避難の妨げにつながる可能性があります。

家具・家電の転倒・落下を防止する

家具の固定方法には、L字金具、ポール式器具、ベルト式器具、ストッパー式器具、粘着マットなどがあります。家具や壁、天井の状態に応じて、適切な器具を選ぶことが大切です。

一般的に、家具を壁の下地へ直接固定するL字金具は高い固定効果が期待できます。ただし、壁の材質や下地の位置によって取り付け方法が異なるため、取扱説明書を確認し、不安がある場合は施工会社や専門業者へ相談しましょう。

固定器具 特徴と使用時の注意点
L字金具 家具と壁をネジで固定します。壁の下地や家具の強度を確認して取り付けます。
ポール式器具 家具と天井の間を固定します。天井に十分な強度があるか確認し、家具の奥側に設置します。
ストッパー式器具 家具の下に挟み込み、家具を壁側へ傾けて倒れにくくします。
耐震マット テレビや小型家電の下に敷き、滑りや移動を抑えます。対象物の重量や使用期限を確認します。
開き戸ロック 食器棚や吊り戸棚の扉が開き、収納物が飛び出すのを抑えます。

🏢賃貸住宅の場合:壁に穴を開けられない場合は、管理会社や貸主へ固定方法を確認したうえで、ポール式器具、ストッパー式器具、粘着マットなどを組み合わせる方法を検討しましょう。

部屋別に危険箇所を確認する

家具を固定するだけでなく、「倒れたときに人へ当たらないか」「出入口をふさがないか」という視点で配置を見直すことが重要です。特に就寝中はすぐに避けることが難しいため、寝室の安全対策を優先しましょう。

部屋 主な危険箇所 対策例
寝室 ベッド周辺の背の高い家具 家具が倒れる方向を避けてベッドを配置し、家具を固定します。
寝室 窓ガラスや照明器具 飛散防止フィルムや厚手のカーテンを活用し、枕元に靴とライトを準備します。
キッチン 食器棚や吊り戸棚 扉に開き戸ロックを取り付け、割れ物や重い物を下段に収納します。
キッチン 冷蔵庫や電子レンジ 専用ベルトや固定器具を使用し、電子レンジの滑りや落下を防ぎます。
リビング 大型テレビ テレビとテレビ台をベルトなどで固定し、台自体の移動も防ぎます。
リビング 本棚や収納棚 重い物を下段へ移し、家具を壁へ固定して重心を低くします。

ガラスの飛散防止と避難経路の確保

窓や食器棚のガラスが割れると、破片によるけがだけでなく、室内を移動できなくなる可能性があります。飛散防止フィルムや厚手のカーテンを活用するとともに、寝室には底の厚い靴やスリッパ、懐中電灯を備えておくと安心です。

確認場所 対策のポイント
玄関 靴や荷物を積み上げず、扉の開閉を妨げる物を置かないようにします。
廊下 収納物や段ボールなどを置かず、歩ける幅を確保します。
ドア周辺 家具が転倒してドアをふさがない配置にします。
窓・食器棚 飛散防止フィルムを貼り、カーテンを閉める習慣をつけます。

自分の家は大丈夫?地震に強い家の特徴と構造の基礎知識

室内の安全対策とあわせて確認したいのが、建物自体の耐震性能です。ただし、築年数や構造の種類だけで、住宅の安全性を一概に判断することはできません。建築時期、耐震等級、設計内容、施工状態、劣化状況、地盤などを総合的に確認する必要があります。

自宅の耐震性を知る「新耐震基準」と「2000年基準」

建築基準法の耐震基準は、1981年6月1日に大きく改正されました。これより前の基準は一般に「旧耐震基準」、改正後は「新耐震基準」と呼ばれています。

さらに、木造住宅については2000年に、地盤に応じた基礎の設計、耐力壁の配置バランス、柱と梁などの接合部に関する基準が明確化されました。一般に「2000年基準」と呼ばれています。

区分 建築時期の目安 確認のポイント
旧耐震基準 原則として1981年5月31日以前に建築確認を受けた建物 耐震診断を行い、必要に応じて耐震改修を検討します。
新耐震基準 原則として1981年6月1日以降に建築確認を受けた建物 大規模な地震に対して倒壊・崩壊しないことなどを目標とした基準です。
2000年基準 2000年6月1日以降に建築確認を受けた木造住宅 地盤・基礎、耐力壁の配置、接合部などの基準が明確化されています。

⚠️注意:建築年月日と建築確認の日付は異なる場合があります。また、新耐震基準に適合している住宅でも、地震による損傷が生じないことを保証するものではありません。増改築の有無や建物の劣化状況も含めて確認しましょう。

住宅性能を比較する「耐震等級」

耐震等級は、住宅性能表示制度において、建物が地震による倒壊・崩壊にどの程度耐えられるかを示す指標です。等級1から等級3まであり、数字が大きいほど高い耐震性能を示します。

耐震等級 耐震性能の目安
等級1 建築基準法で求められる耐震性能を満たす水準です。
等級2 等級1で想定する地震力の1.25倍に対して倒壊・崩壊しない水準です。
等級3 等級1で想定する地震力の1.5倍に対して倒壊・崩壊しない水準です。

耐震等級3は制度上の最高等級ですが、どのような地震でも損傷や倒壊が起きないことを保証するものではありません。また、同じ「耐震等級3」という表現でも、住宅性能評価機関による評価を受けているか、設計者による仕様上の表現なのかが異なる場合があります。住宅性能評価書などの客観的な資料を確認しましょう。

所定の確認資料を提出し、損害保険会社の条件を満たした場合は、耐震等級割引などの地震保険料割引制度を利用できる場合があります。

「耐震・制震・免震」の違い

構造・仕組み 主な特徴
耐震 柱、梁、壁などの強度を確保し、建物自体が揺れに耐える考え方です。
制震 ダンパーなどの装置で地震エネルギーを吸収し、建物の揺れや変形を抑える考え方です。
免震 建物と地盤・基礎の間に免震装置を設け、地面の揺れが建物へ伝わりにくくなるようにする考え方です。

耐震・制震・免震には、それぞれ異なる役割と特徴があります。単純に優劣を決めるのではなく、建物の構造、設計、予算、メンテナンス、想定する地震などを踏まえて検討することが大切です。

地盤・建物の形状・施工品質も確認する

確認項目 確認する理由
地盤 地盤の状態により、揺れやすさや液状化、不同沈下のリスクが異なります。
建物の形状 凹凸が少なく、上下階の壁や柱がそろった形状は、力の流れを整理しやすい傾向があります。
壁の配置 耐力壁が偏ると、地震時に建物がねじれるように変形する可能性があります。
施工品質 設計上の性能を発揮するには、図面どおりに適切な施工が行われていることが重要です。
劣化・維持管理 雨漏り、腐食、シロアリ被害、ひび割れなどは、建物の性能に影響する可能性があります。

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安心できる住まいを探しませんか?

住宅の地震への強さは、築年数や構造だけでは判断できません。
耐震等級、地盤、建物の形状、施工状態などを
総合的に確認することが大切です。

ハウスマーケットでは、ご家族の希望やご予算をお聞きしながら、
物件選びで確認したいポイントを分かりやすくご案内します。

耐震性能
地盤
物件探し
購入相談

もしもの時に命をつなぐ!在宅避難を見据えた備蓄と準備

地震後、自宅に倒壊や火災などの危険がなく、安全に生活できる場合は、自宅で避難生活を送る「在宅避難」が選択肢になることがあります。

ただし、建物に大きな損傷がある場合や、自治体から避難指示が出ている場合、津波・土砂災害・火災などの危険がある場合は、自宅にとどまらず安全な場所へ避難してください。

最低3日分、できれば1週間分を備える

大規模な災害では、電気・ガス・水道・通信などのライフラインや、食料品・日用品の供給が止まる可能性があります。家庭では、最低3日分、できれば1週間分の水や食料、生活用品を備えておくことが推奨されています。

備蓄品 準備の目安・ポイント
飲料水 1人1日3リットルを目安に、最低3日分、できれば1週間分を準備します。
食料 レトルト食品、缶詰、乾麺、栄養補助食品など、加熱せず食べられる物も備えます。
生活用水 手洗い、清掃、トイレなどに使用できる水も可能な範囲で確保します。
携帯トイレ 家族の人数、1日の使用回数、備蓄日数から必要数を計算します。

無理なく続けやすい「ローリングストック」

ローリングストックとは、普段から食べている食品や使用している日用品を少し多めに購入し、古い物から消費して、使った分を買い足す備蓄方法です。

手順 具体的な行動
1. 少し多めに購入する 普段から食べるレトルト食品、缶詰、飲料水などを多めに購入します。
2. 古い物から使用する 賞味期限や使用期限が近い物から日常生活で消費します。
3. 使用した分を補充する 買い物の際に使った分を補充し、一定量を維持します。

停電・断水時に備えたい防災用品

防災用品 用途と準備のポイント
携帯トイレ(簡易トイレ) 断水時に使用します。凝固剤や処理袋の使用方法も確認しておきます。
LEDランタン・懐中電灯 停電時の照明として使用します。予備の電池も準備します。
モバイルバッテリー スマートフォンの充電に使用します。定期的に残量や劣化を確認します。
カセットコンロ 温かい食事や湯を準備できます。換気や火災に注意し、ガスボンベも備えます。
ラジオ 通信障害や停電時の情報収集に役立ちます。
常備薬・衛生用品 服薬中の薬、救急用品、生理用品、おむつなど、家族に必要な物を準備します。

💡定期点検も忘れずに:食品の賞味期限、乾電池の使用期限、モバイルバッテリーの残量、カセットボンベの状態、薬の使用期限などを定期的に確認しましょう。

家族の命を守る!地震発生時の行動と事前の話し合い

家具や防災用品を準備していても、地震発生時に危険な行動を取ると、けがにつながる可能性があります。大きな揺れを感じたら、まずは自分と家族の身の安全を守ることを優先しましょう。

揺れている間は身の安全を最優先にする

地震発生直後は、物が「落ちてこない・倒れてこない・移動してこない」場所へ移動し、頭を守りながら姿勢を低くすることが基本です。

状況 行動のポイント
リビングにいる場合 丈夫な机の下などへ移動し、机の脚を持って頭と身体を守ります。
寝室にいる場合 布団や枕で頭を守り、家具や窓ガラスから離れます。
キッチンにいる場合 冷蔵庫や食器棚から離れ、まず身の安全を確保します。無理に火を消しに行きません。
浴室・トイレにいる場合 鏡や窓から離れ、扉を開けられる状況であれば避難口を確保します。
屋外へ出る場合 揺れている最中に慌てて飛び出さず、落下物やガラス、瓦などに注意します。

揺れが収まった後に確認すること

確認事項 行動のポイント
家族の安全 けが人がいないかを確認し、必要に応じて応急手当を行います。
出口の確保 周囲の安全を確認し、窓や扉を開けて避難口を確保します。
火元の確認 揺れが収まってから、使用中だった火気や電気器具を確認します。
正確な情報収集 テレビ、ラジオ、自治体、防災行政無線などから情報を確認します。
避難の判断 津波、火災、土砂災害、建物倒壊などの危険がある場合は速やかに避難します。

子どもへの防災教育と家族の避難ルール

家族全員が一緒にいるときに地震が起きるとは限りません。保護者が職場、子どもが学校や保育園にいる状況も想定し、安否確認の方法や集合場所を決めておきましょう。

小さなお子様には、恐怖心を強く与えないように、防災絵本や訓練を通して「頭を守る」「大人の指示を聞く」「一人で勝手に移動しない」といった基本行動を伝えることが大切です。

家族で決めておくこと 話し合いのポイント
安否確認の方法 災害用伝言ダイヤル171や災害用伝言板など、複数の連絡手段を確認します。
集合場所 指定避難所だけでなく、利用できない場合の第2候補も決めます。
避難ルート 実際に歩き、ブロック塀、狭い道、河川、崖などの危険箇所を確認します。
学校・保育園の対応 引き渡し方法、休校・休園時の連絡方法、迎えに行く人を確認します。
防災用品の保管場所 非常用持ち出し袋、備蓄品、懐中電灯などの場所を家族全員で共有します。

📞災害用伝言ダイヤル171:「171」をダイヤルし、音声案内に従って伝言を録音・再生します。災害時に利用する電話番号を家族であらかじめ決めておき、体験利用日などに使い方を確認しておくと安心です。

まとめ:できることから始めて、家族の安心を増やそう

自宅の地震対策には、家具の固定や配置の見直し、ガラスの飛散防止、避難経路の確保、備蓄、家族での話し合いなど、今日から取り組めることが数多くあります。

また、住宅そのものの安全性を確認するときは、築年数や構造だけで判断せず、建築確認の時期、耐震等級、地盤、建物の形状、施工品質、劣化状況などを総合的に見ることが大切です。

一度にすべてを完璧にしようとせず、まずは寝室の家具配置や避難経路など、命に関わる場所から見直しましょう。

定期的に備蓄品や避難ルールを確認し、家族構成や生活環境の変化に合わせて更新することも重要です。日頃から小さな対策を積み重ね、家族の安全と安心につなげていきましょう。

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住宅を選ぶ際は、立地や間取り、価格だけでなく、
耐震性能や地盤、周辺の災害リスクを確認することも大切です。

ハウスマーケットでは、ご家族の希望やご予算をお聞きしながら、
物件ごとの特徴や確認したいポイントを分かりやすくご案内します。

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