【2026年最新】給湯省エネ2026事業の補助金まるわかり!対象機種・金額・申請方法を徹底解説

「給湯器を設置してから10年近く経つ」「最近、お湯の温度が安定しない」。そんなときは、故障する前に交換を検討しておくと安心です。ただし、高効率給湯器は本体や工事に費用がかかるため、補助金を利用できるか気になる方も多いでしょう。
給湯省エネ2026事業は、対象となる高効率給湯器の導入を支援する国の制度です。機器の種類に応じた基本額に加え、条件を満たせば性能加算や撤去加算を受けられます。
この記事では、対象機器と補助額、申請の流れ、2026年の対象要件と申請時の注意点を解説します。制度の受付状況や対象製品は変わるため、契約前には必ず公式サイトと登録事業者に最新情報をご確認ください。
この記事の目次
給湯省エネ2026事業とは?対象者と申請期間
給湯省エネ2026事業は、家庭で使う高効率給湯器の導入を支援する国の補助金制度です。予算は570億円で、そのうち36億円は電気蓄熱暖房機・電気温水器の撤去加算に充てられる予定です。
戸建住宅・共同住宅等を対象に、新築住宅への設置や既存住宅のリフォームによる交換など、契約と導入方法に応じた申請区分が設けられています。賃貸住宅の所有者や賃借人などが対象になる場合もありますが、個別の条件を確認する必要があります。
なお、補助対象者が個人の場合は、J-クレジット制度への参加について意思表明することも要件です。具体的な手続きは、登録事業者に確認しましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 制度名称 | 給湯省エネ2026事業 |
| 主な対象機器 | エコキュート、ハイブリッド給湯機、エネファームのうち、要件を満たして登録された製品 |
| 主な導入方法 | 新築住宅への設置、既存住宅のリフォームによる設置、対象機器への交換を条件とする既存住宅の購入、対象となるリース利用 |
| 申請者 | あらかじめ登録された「給湯省エネ事業者」。一般消費者は直接申請できません |
対象期間と申請スケジュール
対象となる着工は2025年11月28日以降です。ただし、何を「着工日」とするかは新築・リフォーム・住宅購入などの申請区分で異なります。既存住宅のリフォームでは、対象給湯器の設置開始日が基準となります。
| 手続き | 受付期間 |
|---|---|
| 交付申請の予約 | 受付開始済み。予算上限に達するまで、遅くとも2026年11月16日まで |
| 交付申請 | 受付開始済み。予算上限に達するまで、遅くとも2026年12月31日まで |
⚠️注意:予約は任意で、予約した場合にも有効期間があります。各期限まで必ず申請できるわけではなく、予算上限に達すると受付が終了します。契約前に▶公式サイトの予算状況を確認しましょう。
対象の給湯器と補助金額はいくら?
対象となるのは、所定の性能要件を満たし、補助対象製品として登録された高効率給湯器です。給湯器の種類が同じでも、すべての型番が対象になるわけではありません。
| 機器の種類 | 主な仕組み | 基本補助額 |
|---|---|---|
| エコキュート | 大気中の熱を利用してお湯を沸かし、タンクに貯める | 7万円/台 |
| ハイブリッド給湯機 | 電気のヒートポンプとガス給湯機を組み合わせる | 10万円/台 |
| エネファーム | 都市ガスなどから取り出した水素を利用し、発電時の熱でお湯をつくる | 17万円/台 |
基本額の補助上限は、戸建住宅では対象機器の種類を問わず合計2台まで、共同住宅等では合計1台までです。機器の購入費や工事費、導入後の光熱費は家庭の使用状況によって異なるため、補助額だけで選ばず、見積りを比較しましょう。
性能加算と撤去加算
対象機器がさらに高い性能要件を満たす場合は、基本額に性能加算が上乗せされます。また、対象機器の設置に合わせて、既存の電気蓄熱暖房機または電気温水器を撤去するリフォーム工事には、撤去加算が設けられています。
| 加算 | 対象 | 加算額 |
|---|---|---|
| 性能加算 | 要件を満たすエコキュート | 3万円/台 |
| 性能加算 | 要件を満たすハイブリッド給湯機 | 2万円/台 |
| 撤去加算 | 電気蓄熱暖房機の撤去(2台まで) | 4万円/台 |
| 撤去加算 | 電気温水器の撤去(基本額の補助を受ける台数まで) | 2万円/台 |
💡金額の例:性能加算の対象となるエコキュート1台を設置し、対象の電気温水器1台を同時に撤去する場合、条件をすべて満たせば「基本額7万円+性能加算3万円+撤去加算2万円=12万円」です。エネファームには性能加算はありません。
⚠️対象機器に注意:小型の省エネ型給湯器は、給湯省エネ2026事業の対象機器に含まれません。また、エコキュートの撤去自体は撤去加算の対象外です。
申請方法と手続きの流れ
一般消費者が補助金を自ら申請することはできません。申請と補助金の還元を行うのは、あらかじめ登録された給湯省エネ事業者です。消費者は、事業者による手続きに必要な書類の提出などに協力します。
| 手順 | 確認・実施すること |
|---|---|
| 1.事業者・製品を確認 | 登録事業者に相談し、希望する型番が補助対象製品か確認する |
| 2.見積り・契約 | 本体・工事費、補助見込み額、還元方法、申請できなかった場合の扱いを確認する |
| 3.工事前写真・施工 | 必要な工事前写真を撮影したうえで設置・撤去工事を行い、工事後写真も撮影する |
| 4.事業者が申請 | 登録事業者が必要書類をそろえて交付申請する。状況に応じて事前の予約も検討する |
| 5.補助金の還元 | あらかじめ合意した方法で、契約代金への充当または現金による還元を受ける |
契約前に事業者へ確認したいこと
✅ 給湯省エネ事業者として登録されているか
✅ 見積りの製品型番が補助対象として登録されているか
✅ 性能加算・撤去加算の条件を満たすか
✅ 工事前後と撤去対象機器の写真を誰が撮影するか
✅ 補助金を工事代金へ充当するか、後日現金で還元するか
補助金の還元方法は、契約代金への充当または現金での支払いです。現金で還元する場合は、還元時期についても事前に合意します。補助金を受け取れなかった場合の費用負担も、契約前に確認しておきましょう。
2026年の対象要件と申請時の注意点
前年の制度を調べたことがある方も、2026年の補助額や対象製品を改めて確認しましょう。特にエコキュートは、インターネット接続に対応した機能など、機器の性能要件を確認する必要があります。
エコキュートは製品ごとの機能要件を確認する
対象となるエコキュートには、省エネ性能に加え、インターネットに接続可能で、翌日の天気予報や日射量予報に連動して昼間の沸き上げへシフトする機能を持つことなどが求められます。「おひさまエコキュート」も対象となる場合があります。
一部の機種は、対応する台所リモコンや無線LANアダプターなどの追加部品を設置することで要件を満たします。見積りに必要な部品が含まれるか、製品型番とともに確認してください。
工事写真は「何を・いつ撮るか」を事前に確認する
給湯省エネ2026事業では、設置する住宅や申請する加算によって、提出する写真が異なります。特に工事前や撤去途中の写真は、作業が進むと撮り直せません。施工前に、登録事業者へ撮影する機器・タイミング・担当者を確認しておきましょう。
| 申請内容 | 主な撮影内容・タイミング |
|---|---|
| 給湯器本体 | 既存住宅のリフォームでは、工事前に従前の給湯器全体を撮影。工事後には、新しく設置した給湯器全体を撮影します。 |
| 追加部品で性能要件を満たす場合 | 対象の台所リモコンや無線LANアダプターを設置し、その型番が確認できる写真を撮影します。撮影時期は部品の設置方法によって異なります。 |
| 一部のハイブリッド給湯機の性能加算 | 指定された貯湯ユニットとの組み合わせで加算を受ける場合、工事後に貯湯ユニット全体と銘板ラベルを撮影します。 |
| 電気蓄熱暖房機の撤去加算 | 撤去中に、前面パネルを外して内部のレンガや構造が分かる写真を撮影。撤去後は同じ画角から設置場所を撮影します。 |
| 電気温水器の撤去加算 | 撤去前の機器、電気温水器であることと型番が分かる銘板ラベル、撤去後の設置場所を撮影します。 |
⚠️撮り忘れに注意:既存住宅のリフォームで給湯器本体の工事前写真を撮り忘れると、原則として補助対象になりません。また、電気蓄熱暖房機は、外側だけを写した撤去前写真では内部構造を確認できず、不備となります。必要な写真の詳細は、下記の公式資料を施工前に確認してください。
また、給湯省エネ2025事業ですでに補助金の交付を受けた同一の事業は、2026年事業の対象から除かれます。ほかの補助制度も検討している場合は、同じ機器・工事について併用できるかを登録事業者へ確認してください。
| 確認項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 対象製品 | 見積りの型番と、必要な追加部品が公式の対象要件に合うか |
| 工事写真 | 給湯器本体の工事前・工事後写真に加え、加算を申請する場合は、対象機器ごとに指定されたタイミングの写真を撮れるか |
| 撤去加算 | 撤去する機器の種類、台数、工事時期が要件に合うか |
| 申請期限 | 工事日程と書類の準備が、予算状況を踏まえた申請予定に合うか |
まとめ:交換前に対象製品と申請条件を確認しよう
給湯省エネ2026事業では、対象となるエコキュートに7万円、ハイブリッド給湯機に10万円、エネファームに17万円の基本補助額が設定されています。条件を満たせば、性能加算や撤去加算も受けられます。
補助金を利用するには、登録事業者との契約、登録された対象製品の導入、必要な写真・書類の準備が欠かせません。給湯器の調子が気になる方は、故障して急いで交換することになる前に、設置状況と見積りを確認してみましょう。
補助額だけで交換を決めず、本体・工事費、暮らしに合う給湯方式、申請条件を合わせて比較することが大切です。
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