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【2025年最新】中古住宅の探し方を7ステップで完全解説|初心者が失敗しない物件選びの全知識

「子どもも生まれたし、そろそろマイホームが欲しいな」
「でも新築は高いから、おしゃれな中古住宅を探してみたい」

このようにお考えのあなたへ。
中古住宅探しは、理想の住まいをお得に手に入れる大きなチャンスですが、不動産の知識がないと何から手をつけていいか分からず、不安も大きいですよね。
「欠陥のある物件を買ってしまったらどうしよう」「不動産会社に言われるがままで損をしたくない」といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

ご安心ください。
この記事では、不動産のプロが初心者の方でも失敗しない中古住宅の探し方を、具体的な7つのステップで徹底解説します。
この記事を読み終える頃には、中古住宅探しの全体像が分かり、漠然とした不安が「次に何をすべきか」という自信に変わっているはずです。

中古住宅探しを始める前に|希望条件と予算の決め方

本格的な物件探しを始める前に、まず「自分たちの軸」をしっかりと作ることが失敗しないための第一歩です。
やみくもに探し始めると、膨大な情報に惑わされてしまい、「探し疲れ」の原因にもなります。
ここでは、最も重要な「希望条件の整理」と「資金計画」の2つのステップを見ていきましょう。

ステップ1:家族で話し合う「理想の暮らし」と希望条件の優先順位

まずは、物件のスペックだけでなく「新しい家でどんな暮らしがしたいか」を家族で具体的にイメージすることが大切です。
そうすることで、本当に必要な条件が見えてきます。
以下の3つに分けて、希望を書き出してみましょう。

分類 内容 我が家の場合(記入例)
絶対条件 (Must) これだけは譲れない、という最低限の条件 ・通勤時間が電車で40分以内
・子ども部屋を含め3LDK以上
・小学校まで徒歩15分以内
希望条件 (Want) あれば嬉しいが、妥協も考えられる条件 ・日当たりの良いリビング
・対面キッチン
・収納スペースが多い
妥協できる条件 (Nice to Have) 優先度が低く、他の条件との兼ね合いで検討 ・築年数が15年以内
・庭付き
・最新の浴室乾燥機

この作業を家族全員で行うことで、お互いの価値観を共有でき、後の物件選びがスムーズに進みます。
意見が食い違うこともありますが、この段階でしっかり話し合っておくことが、後悔しない家選びにつながります。

ステップ2:いくらまで買える?資金計画と諸費用の把握

理想の暮らしがイメージできたら、次は現実的な「お金」の話です。
自分たちがいくらの物件まで購入できるのかを把握しましょう。
一般的に、住宅ローンの借入可能額は年収の5倍〜7倍が目安と言われています。

まずは金融機関で「住宅ローンの事前審査」を受けてみるのがおすすめです。
これにより、実際に借りられる金額が明確になり、物件探しに自信を持って臨めます。

そして、最も注意したいのが、物件価格以外にかかる「諸費用」です。
諸費用は物件価格の約6%〜10%が目安で、原則として現金で支払う必要があります。
どのような費用がかかるのか、下の表で確認しておきましょう。

費用項目 内容 目安金額(3,000万円の物件の場合)
仲介手数料 不動産会社に支払う手数料 約105.6万円
印紙税 売買契約書に貼る印紙代 1万円
登録免許税 不動産の登記にかかる税金 約15万円〜30万円
不動産取得税 不動産を手に入れた際にかかる税金 約10万円〜30万円(軽減措置あり)
ローン関連費用 事務手数料、保証料など 約50万円〜100万円
保険料 火災保険料、地震保険料 約20万円〜50万円(10年分一括など)
その他 固定資産税の清算金、引越し費用など 約20万円〜
合計 約221万円〜

このように、3,000万円の物件でも200万円以上の諸費用がかかる可能性があります。
安心して購入計画を進めるためにも、物件価格と諸費用を合わせた総額で予算を考えることが非常に重要です。

【3つの探し方】自分に合った物件情報の集め方

準備が整ったら、いよいよ具体的な物件探しを始めます。
主な探し方は3つあり、それぞれに特徴があります。
自分に合った方法を組み合わせて、効率的に情報を集めましょう。

探し方 メリット デメリット こんな人におすすめ
インターネット ・情報量が多く、いつでも探せる
・相場感を把握しやすい
・情報が多すぎて迷いやすい
・良い物件はすぐになくなる
・まずはどんな物件があるか知りたい
・自分のペースで探したい
不動産会社 ・未公開物件を紹介してもらえる
・プロの視点でアドバイスがもらえる
・担当者との相性が重要
・希望を伝えないと情報が来ない
・希望エリアが決まっている
・掘り出し物を見つけたい
現地を歩く ・街の雰囲気を肌で感じられる
・偶然「売地」などを見つけることも
・効率が悪く、時間がかかる
・得られる情報が断片的
・特定のエリアに強いこだわりがある
・散歩がてら情報収集したい

ステップ3:まずはネットで相場感を掴む(SUUMO・HOME4Uなど)

多くの方が最初に利用するのが、SUUMOやHOME4Uといった大手不動産ポータルサイトでしょう。
まずは希望エリアや間取りで検索し、どれくらいの価格帯で物件が売りに出されているのか、「相場感」を掴むことから始めましょう。

効率的にサイトを活用するコツは以下の通りです。

  • 最初は広く検索:希望エリアを少し広めに設定し、どんな物件があるか全体像を把握します。
  • 徐々に絞り込む:「駅徒歩10分以内」「築20年以内」など、ステップ1で決めた希望条件で絞り込んでいきます。
  • 新着情報を毎日チェック:条件の良い物件はすぐに買い手がつきます。アプリの通知機能などを活用し、こまめにチェックする習慣をつけましょう。

ただし、ネットの情報は玉石混交です。
あくまで最初の情報収集と割り切り、気になる物件を見つけるためのツールとして活用しましょう。

ステップ4:不動産会社に相談して「未公開物件」も狙う

インターネットである程度の相場感を掴んだら、次は不動産会社に直接相談してみましょう。
不動産会社に相談する最大のメリットは、インターネットには掲載されていない「未公開物件」の情報を得られる可能性があることです。

売主様の事情で公に広告できない物件や、これから売りに出す予定の物件など、不動産会社だけが持つ情報は少なくありません。
良い物件と出会う確率を上げるためにも、不動産会社を「物件を探してもらう場所」ではなく、「一緒に理想の家を探すパートナー」として積極的に活用する姿勢が大切です。

信頼できる不動産会社の見分け方【パートナー選びが成功の鍵】

中古住宅探しが成功するかどうかは、信頼できる不動産会社や担当者に出会えるかにかかっていると言っても過言ではありません。
「しつこく営業されそう」「デメリットを隠されるかも」といった不安を感じる方もいるかもしれませんが、見極めるポイントを知っておけば大丈夫です。
ここでは、あなたが主体的にパートナーを選ぶための基準をご紹介します。

ステップ5:会社のタイプと担当者の質を見極める3つのポイント

良いパートナーを見つけるために、以下の3つのポイントをチェックしましょう。

1. 会社のタイプを知る
不動産会社には、大きく分けて「地域密着型」と「大手仲介会社」があります。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分に合った会社を選びましょう。

会社のタイプ メリット デメリット
地域密着型 ・地域の情報に詳しい
・未公開物件を持っている可能性が高い
・小回りが利く
・情報網がエリア外に弱い
・担当者による質の差が大きい
大手仲介会社 ・情報網が広く、物件数が多い
・研修制度が整っている
・ブランドとしての安心感がある
・担当者の異動が多い
・マニュアル通りの対応になりがち

2. 担当者の質を見極める
最終的にやり取りをするのは「人」です。
複数の会社を訪問し、担当者の対応を比較してみましょう。

良い担当者の特徴 注意すべき担当者の特徴
✅こちらの話を丁寧に聞いてくれる ❌自社の都合や意見を押し付けてくる
✅メリットだけでなくデメリットも説明してくれる ❌良いことばかり言って、リスクを説明しない
✅質問に対して明確に、誠実に答えてくれる ❌質問に曖昧な返事しかしない
✅レスポンス(連絡)が早い ❌連絡が遅い、または忘れている

3. 実績と専門性を確認する
会社の歴史や取引実績も、信頼性を測る重要な指標です。
例えば、1972年創業で福岡・佐賀エリアにおいて長年の実績を持つ株式会社ハウスマーケット(DAIKOホールディングスグループ)は、地域に深く根ざした知識と経験が強みです。
このような実績のある会社は、長年にわたって多くの顧客から信頼されてきた証であり、隠れたリスクを未然に防ぐノウハウも豊富です。

【プロの視点】買って後悔しない!内見・物件見極めの重要チェックポイント

気になる物件が見つかったら、いよいよ「内見(物件見学)」です。
内見は、図面や写真だけでは分からない物件の本当の状態を確認できる、最も重要な機会です。
「欠陥住宅を買ってしまった…」という最悪の事態を避けるためにも、プロの視点で厳しくチェックしましょう。

もし専門的な判断に不安があれば、「ホームインスペクション(住宅診断)」を専門家に依頼するのも有効な手段です。
費用はかかりますが、安心して購入するための投資と考えることができます。

ステップ6:建物の劣化・欠陥を見抜く(外壁・基礎・水回り・傾き)

建物の状態は、将来の修繕費用に直結します。
初心者でも確認できるポイントをまとめましたので、内見時に活用してください。

チェック項目 見るべきポイント 危険な兆候の例
外壁 ひび割れ、塗装の剥がれ、コケやカビ 幅の広いひび割れ、壁が膨らんでいる
基礎 大きなひび割れ、コンクリートの欠け 斜めや横に走る長いひび割れ
床下・天井裏 (点検口があれば)カビ臭、水漏れの跡、木材の変色、シロアリの道(蟻道) ジメジメした空気、木材がフカフカする
水回り 蛇口からの水の勢い、排水のスムーズさ、シンク下の水漏れ跡 水圧が極端に弱い、ゴボゴボと音がする
建物の傾き 窓やドアの開閉がスムーズか ビー玉を床に置くと勢いよく転がる

特に水回りのトラブルや建物の傾きは、修理に高額な費用がかかる場合があります。
少しでも気になる点があれば、遠慮なく不動産会社の担当者に質問しましょう。

ステップ7:周辺環境と管理状態の確認(騒音・日当たり・マンション管理組合)

快適な暮らしのためには、建物だけでなくその周りの環境も非常に重要です。
また、マンションの場合は「管理が資産価値を決める」と言われるほど、管理状態の確認が欠かせません。

【周辺環境チェックリスト】

  • 騒音・臭い:平日と休日、昼と夜で周辺の音は変わらないか?近隣に工場や飲食店はないか?
  • 日当たり・風通し:時間帯による日の入り方を確認。窓を開けて風が通るか?
  • 交通の便:駅やバス停までの実際の道のりは?坂道や暗い道はないか?
  • 生活利便性:スーパー、病院、公園、学校などの施設は近くにあるか?
  • 治安:街灯の数、夜の人通りはどうか?地域のハザードマップで災害リスクも確認。

【マンションの管理状態チェックリスト】

  • 長期修繕計画:計画がきちんと立てられ、修繕積立金は不足していないか?(重要事項調査報告書で確認)
  • 管理規約:ペット飼育やリフォームに関するルールは自分の希望と合っているか?
  • 共用部分:エントランス、廊下、ゴミ置き場などは清潔に保たれているか?
  • 住民の雰囲気:掲示板の貼り紙や、すれ違う住民の挨拶などから推測。

これらのポイントは、一度の内見だけでは確認しきれません。
曜日や時間を変えて何度か足を運び、ご自身の目で確かめることが大切です。

知っておきたいお金の話|住宅ローンと活用できる減税制度

物件を決め、購入の申し込みをした後も、お金に関する重要な手続きが続きます。
ここでは、住宅ローンと税金の制度について、ポイントを絞って解説します。

住宅ローンの金利には、大きく分けて「変動金利」と「固定金利」があります。
どちらが良いかは一概には言えず、ご自身のライフプランやリスク許容度によって選択が変わります。

金利タイプ メリット デメリット こんな人におすすめ
変動金利 ・当初の金利が低い
・金利が下がれば返済額も減る
・将来、金利が上昇するリスクがある
・返済額が変わる可能性がある
・返済期間が短い
・金利上昇に対応できる資金的余裕がある
固定金利 ・返済額が最後まで変わらない
・将来の計画が立てやすい
・変動金利より当初の金利が高い
・金利が下がっても返済額は変わらない
・金利上昇のリスクを避けたい
・子どもの教育費など将来の支出が多い

2025年11月現在、変動金利は0.6〜0.7%台の低水準で据え置きが続いていますが、10年固定金利は1.8〜2.2%台、フラット35は1.9%台と、固定金利は引き上げ傾向にあります。
金融機関の担当者ともよく相談し、納得のいく選択をしましょう。

また、中古住宅の購入でも「住宅ローン控除」という税金が戻ってくる制度を利用できる場合があります。
1982年(昭和57年)1月1日以降に建築された「新耐震基準」の住宅であることなどが条件となりますので、対象になるか不動産会社に必ず確認しましょう。

まとめ:不安を自信に変えて、理想の中古住宅探しを始めよう

ここまで、中古住宅探しの具体的な7つのステップと、それぞれのポイントを解説してきました。
最後に、この記事の要点を振り返ってみましょう。

  1. 【準備】 家族で「理想の暮らし」を話し合い、希望の優先順位を決める。
  2. 【準備】 資金計画を立て、諸費用を含めた総予算を把握する。
  3. 【情報収集】 インターネットで相場感を掴む。
  4. 【情報収集】 不動産会社に相談し、未公開物件も視野に入れる。
  5. 【パートナー選び】 会社のタイプと担当者の質を見極め、信頼できるパートナーを見つける。
  6. 【物件見極め】 内見で建物の劣化や欠陥をプロの視点でチェックする。
  7. 【物件見極め】 周辺環境と(マンションなら)管理状態を徹底的に確認する。

中古住宅探しは、確かに専門的な知識が必要で、不安に感じることも多いかもしれません。
しかし、正しい手順とチェックすべきポイントさえ押さえれば、決して難しいものではありません。

この記事で得た知識は、あなたの不安を「自信」に変え、理想のマイホーム探しを力強く後押ししてくれるはずです。
ぜひ、今日から第一歩を踏み出してみてください。
そして、信頼できる不動産会社のパートナーと共に、後悔のない素晴らしい住まいを見つけられることを願っています。

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